結婚が前提のラブコメ3 感想

こんにちは、マーチです。

今回は最新刊が発売された『結婚が前提のラブコメ3』の感想を書いていきたいと思います。

 

3巻では、牡丹の婚活と縁太郎のお見合いがメインの回でした。

牡丹は仕事に情熱を注ぐあまりプライベートがおろそかになってしまい、駿河野と別れてしまいます。一方の縁太郎はカレン・結衣の好意に気づかないまま、お見合いへ行ってしまいます。

牡丹と縁太郎はどちらも仕事をプライベートより優先してしまうため、両立の難しさ・バランスについて葛藤している場面が印象的でした。また、カレン・結衣が縁太郎のためにご飯を作るところも健気で良かったです。

今回も牡丹のために、編集社に直談判しに行くシーンはかっこよく、縁太郎の人柄の良さが現れていました。

 

最後には振られた酔っているまひるも出てきましたね。今後の展開や縁太郎をめぐる関係など4巻が楽しみですね。

 

〈あらすじ〉

牡丹と駿河野が、すれ違いの末に別れてしまった!そこには婚活における大きなジレンマー”仕事と結婚”問題があった。頭を抱える縁太郎だったが、そんな彼のもとにも婚活話が持ち上がる。相手は、京の呉服屋の娘。結婚の条件はいまの仕事をやめ、娘婿として家業を継ぐこと。縁太郎もまた、牡丹と同じ問題に直面することになったのだ。そして、彼の縁談を聞いて、気が気ではない二人がが動き出し...?

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 4巻

こんにちは、マーチです。発売から少し経ちましたが、感想をあげたいと思います。

 

4巻では沙優の過去、吉田と出会うまでの物語が語られました。

沙優の生い立ちや高校での事件は想像以上の過去で読んでいて辛かったです。しかし、いずれも現実社会を反映させたものに感じられて、私自身も考えさせられる部分が多かったです。また、沙優が帰るまで一週間となり、正義とは何か。自分はどうすればよいのか。と悩んでいる吉田にも考えさせられました。

個人的には、社会的な正義と個人の正義の狭間で葛藤する吉田に、普段怒らない橋本が怒りながらアドバイスするシーンがかっこよかったです。他にも三島や後藤さんが沙優にアドバイスするシーンなど、吉田の周りの人たちの良さが出ていたと思います。

 

次巻はついに沙優の実家がある北海道へ...展開が気になります。

 

〈あらすじ〉

家でJKの沙優とサラリーマンの吉田、2人の同居生活は沙優の兄・一颯が訪ねたことで突然終わりを迎えることに。家に連れ戻されるまでに与えられた猶予は一週間。吉田がそうしてくれたように、自分自身と向き合いたい。タイムリミットを前にして、沙優はゆっくり生い立ちや過去を話し始める。吉田と暮らした日々で、彼女が得たものとは。

 

 

夏へのトンネル、さよならの出口

こんにちは、マーチです。今回は『夏へのトンネル、さよならの出口』の感想を書きたいと思います。

 

まず、この作品はウラシマトンネルと呼ばれる非現実的な場所が出てきたり、カオルやあんずなど登場人物の心情の描写が細かく書かれていました。それによってより物語の深みが出ていたと思います。個人的には、序盤では女王的な立ち位置であんずを見下していた小春が、あんずと接することで変わっていく姿は小春の成長を感じることができてとてもよかったです。

 

 このライトノベルは読んでいてどちらかというと、小説に近い感覚でした。

あまりライトノベルを読んだことがない人にも楽しんでいただける小説です。ぜひ、機会があれば読んでみてください。

 

〈あらすじ〉

 ウラシマトンネルという都市伝説を耳にした高校生の塔野カオルは、偶然にもその夜それらしいトンネルを発見する。このトンネルに入れば、5年前に死んだ妹を取り戻すことができるかも。放課後に一人でトンネルの検証を始めたカオルだったが、転校生の花城あんずに見つかってしまう。二人は互いの欲しいものを手に入れるために協力関係を結ぶのだが...

七つの魔剣が支配する 6巻

 

こんにちは。マーチです。

 

6巻は5巻と違い、学校生活がメインでした。

2人目の教師殺しに揺れるキンバリーはついに本格的に犯人探しを始めました。その中で、校長にオリバーとナナオが呼び出されたときは私も息をのみました。校長怖すぎです...また、ユーリィという謎の転校生も現れ、今後の活躍が楽しみです。

 

また、ナナオとアシュベリーの箒合戦は白熱でした。その戦いの後、魔にのまれたモーガンとアシュベリーが抱き合う場面は、関係性や過去などの背景やイラストも相まって最高に感動しました。

 

バトルシーンメインの巻も白熱して面白いですが、個人的には6巻のような学校生活がメインの巻もとても好きです。次巻以降も楽しみです。

上京物語 僕の人生を変えた父の五つの教え

 

こんにちは、マーチです。

今回はライトノベルではなく、私が最近読んだ本の中で深く考えさせられた「上京物語」という本を紹介したいと思います。

 

〈あらすじ〉

成功を夢見て上京する大学生の祐介。いい暮らしがしたい。かっこいい車に乗りたい。自分の家が欲しい。誰もが思い描く「理想の人生」を追い求めていたはずだったのだが…故郷を旅立つ息子に父が贈る夢を実現するための五つの新常識と三つの方法。

 

あらすじの通り、この物語は「祐介」という架空の主人公の半生から始まります。「祐介」の人生はとても平凡ですが、だれもが思っている人生でもあります。しかし、物語を読み進めていくと、時間とともに大きくなっていく理想と現実の違いに、後悔しあきらめていく「祐介」が書かれています。私も読んでいくうちにとても歯がゆい気持ちになりました。

 

その後、本の中で祐輔は父からの手紙を読み始めます。そこには、幸せや将来、自分の価値観など漠然としたことについて破るべき常識が書かれています。前半の「祐介」の半生を読んだ後に手紙をみることで、より父からのアドバイスが心に響きます。

 

そして、本の最後に祐輔は父から成功のための具体策として「本をたくさん読みなさい」と言われます。一見世間でよく言われていることと同じように思いますが、この本を読んでいくことで、この言葉の本質や意味を再発見することができます。また、巻末に祐輔の父がおすすめしている本のリストものっているので、おすすめの本から読んでみるのもいいと思います。

 

今、何かに悩んでいる人や何か変わるきっかけが欲しいと思っている人はぜひ読んでみてください。

 

 

 

 

 

七つの魔剣が支配する 5巻 感想

 

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オリバーの復讐がメインの巻でした。

 

今回の相手は単身で時代を百年進めたといわれるゴーレム使いのエンリコ先生。

これまでの授業や言動からただ頭のおかしい狂人かと思いきや、相応の信念や正義を持っており、その過去も壮絶でした。キャラクターの過去や理想が垣間見えるからこそ、敵も嫌いになれないんですよね。

また、今回の戦いの中でオリバーの母であるクロエの過去も断片的登場し、オリバーの力について明らかになりました。仲間を犠牲にしながら、なんとか復讐を遂げたオリバーたちですが、今後の復讐はさらに厳しい戦いになりそうです。

 

オリバーの復讐の今後やカティやピート、ナナオたちの成長、クロエとその過去についてなど気になる点が多く、今後の展開が楽しみです。

 

〈あらすじ〉

日々の授業に苦戦しながら、それぞれの形で成長しようとするナナオたち。一方、2人目の仇討の相手をエンリコに決めたオリバーは、仲間ととも入念に計画を立てる。単身にて時代を百年進めたといわれるエンリコにどう挑むのか。

 

 

 

結婚が前提のラブコメ2 感想

こんにちは。マーチです。

今回は結婚が前提のラブコメの2巻について書きたいと思います。

 

今回は主にカレンについての話でした。

 

1巻では純粋に玉の輿を狙っているようにみえたカレンでしたが、そうではないらしく...

2巻では、カレンが婚活する理由や玉の輿を狙う理由・過去についても書かれており、その後の場面は私もおもわず感動してしまいました...

 

また、縁太郎の人柄の良さもしっかりと出ていて、とてもかっこよかったです。

みんなから信頼されるのも納得です。

 

カレンのこれからどんな恋をしていくのか気になりますね。あと、個人的にははじめての気持ちに困惑していた結衣や問題が浮き彫りになりつつある牡丹やまひろのことも一波乱ありそうなので、今後がさらに楽しみです!!

 

〈あらすじ〉

その恋、春雷のごとく。とある婚活イベントで、結衣とカレンの気になる相手がバッティング!

縁太郎は仲人として平等に接しようとするが...「縁太郎、あなたは初心者の結衣をサポートなさい」というカレンの申し出は明らかに不利になるものであった。

上流階級の世界に戻るため、金持ちとの結婚にこだわるカレン。しかし、実際の彼女は、いつも誰かを優先し、”損”な役回りを引き受けている。

カレンにとって”本当に幸せな結婚”とは何なのか?

ぜったい結婚したい系婚活ラブコメ、春に色めく第2幕!