上京物語 僕の人生を変えた父の五つの教え

 

こんにちは、マーチです。

今回はライトノベルではなく、私が最近読んだ本の中で深く考えさせられた「上京物語」という本を紹介したいと思います。

 

〈あらすじ〉

成功を夢見て上京する大学生の祐介。いい暮らしがしたい。かっこいい車に乗りたい。自分の家が欲しい。誰もが思い描く「理想の人生」を追い求めていたはずだったのだが…故郷を旅立つ息子に父が贈る夢を実現するための五つの新常識と三つの方法。

 

あらすじの通り、この物語は「祐介」という架空の主人公の半生から始まります。「祐介」の人生はとても平凡ですが、だれもが思っている人生でもあります。しかし、物語を読み進めていくと、時間とともに大きくなっていく理想と現実の違いに、後悔しあきらめていく「祐介」が書かれています。私も読んでいくうちにとても歯がゆい気持ちになりました。

 

その後、本の中で祐輔は父からの手紙を読み始めます。そこには、幸せや将来、自分の価値観など漠然としたことについて破るべき常識が書かれています。前半の「祐介」の半生を読んだ後に手紙をみることで、より父からのアドバイスが心に響きます。

 

そして、本の最後に祐輔は父から成功のための具体策として「本をたくさん読みなさい」と言われます。一見世間でよく言われていることと同じように思いますが、この本を読んでいくことで、この言葉の本質や意味を再発見することができます。また、巻末に祐輔の父がおすすめしている本のリストものっているので、おすすめの本から読んでみるのもいいと思います。

 

今、何かに悩んでいる人や何か変わるきっかけが欲しいと思っている人はぜひ読んでみてください。